乾燥肌、敏感肌のあなたに朗報!痛くないひげ剃り方法を大公開!

日常的に行う「ひげ剃り」。痛くない方法はないものでしょうか。

特に敏感肌とか乾燥肌の人は、普通にひげ剃りしただけでも
肌が荒れたり、すぐ吹き出物が出たり、血が出たり…。
剃らないという選択ができないと、苦痛で仕方がありません。

僕もひげ剃りには苦労する方です。

真夏が過ぎると頬とか額に粉をふく、めっちゃ乾燥肌です。
朝晩の化粧水と乳液が手放せません…。
真夏でも、油断すると乾燥しています。入浴後は特に。
妻に「痛そう」と言われます。

ひげが濃い方なので、毎日のひげ剃りは欠かせないんですが、
ケアをしてもすぐに吹き出物ができます。
それがひげ剃りでつぶれて流血することもしばしば。痛いです。
毎日ぶつれるので治るはずもなく、どんどん増えていきます。

濃いひげが嫌で、カミソリで深剃りしたいところなんですが、
刃が直接肌に当たるダメージには耐えられないようです。

外で顔剃りしてもらったらヒリヒリ、
美容院でカット後に首筋を剃ってもらうと真っ赤に荒れる。
プロにやってもらってこれなので、自分でやると目も当てられません。

電気シェーバーなら多少マシではあります。
パナソニック、日立…いろいろと試しました。

敏感・乾燥肌の人でも痛くない電気シェーバーとその使い方、
ご紹介します。

★たどり着いたのは…

Philipsのシェーバーで、ウェットシェービングする!

僕としては、これが一番痛くなくて、肌も荒れない方法です。
オススメのシェーバーはコレ。
「Philipsのseries 9000」
ウェットシェービング対応なので、もちろん丸ごと水洗い可能です。

ヘッドは3つ。
一つの○の中にそれぞれ刃が入っていて、回ります。
肌の形に合わせて3つのヘッドそれぞれとヘッド全体が動いて、
密着性を保ちながらひげの剃り残しを防ぎます。

ヘッドはかなりグリグリ動きます

 

もともと肌に優しいと定評のあるPhilipsですが、
ここにひげを柔らかくするシェービングフォームとかジェルの
力を借りることで、究極に肌への負担が減ります。

フォームやジェルは匂いの好みもありますが、
ノンアルコールタイプの方がいいです。
アルコールが入っているタイプだと、ひげ剃り終わりとか
つぶれてしまった吹き出物にしみます。

★では、実演

まずはちゃんと洗顔をします。
負担が少なく痛くないひげの剃り方とはいえ、負担はゼロではないです。
汚れとか脂が残っていると吹き出物ができる原因にもなります。

そこからシェービングフォームをまんべんなく塗ります。
泡タイプならしっかり泡立てて、泡だけで肌に触れるように。
僕は剃りながら追加で塗るので、左手に泡を持っておきます。

塗ったら1分ほど待ちます。鼻歌でも歌いながら。
フォームに含まれる成分で、ひげが十分柔らかくなるためです。
その間に、お湯でシェーバーを濡らしておきます。
シェーバーも濡れていた方が肌との摩擦が減ります。

1分経ったら、まずは口ひげ部分から剃り始めます。
変顔は気にせずに皮膚を伸ばして、
3つのヘッドのうち1つを軽く押し当てて、
痛くないように、ゆっくり、小さな円を描くように動かします。

僕の体感上、1つの円を描くのに2秒ぐらいがいい具合です。
ひげが剃られていく感触を楽しみながら、
痛みがないようにゆるゆると剃っていきます。

1回ではひげがたくさん残るので、重ね剃りをしていきます。
時々シェーバーにたまった泡をお湯でゆすぎつつ。
泡が足りなくなれば左手で再度塗ります。
うまくできれば3回重ね剃りしたあたりでつるっとなると思います。

泡の補給は肌との摩擦を極力減らすため、
シェーバーのゆすぎは刃の切れ味保持のためです。
シェーバーにひげとか泡がからむと切れ味が悪くなって、
ひげを引っ張ったり肌に引っかかって痛いです。

あまり深追いしすぎると簡単に血が出ますので注意してください。

次に、あごひげ部分に移ります。
首を傾けて皮膚を伸ばしながら、今度はシェーバーヘッド全体を
肌に軽く押し付けながら、円を描いて剃っていきます。

頬とかあご下の広い部分は、ジョリジョリ音がしなくなるまで
重ね剃りしていきます。
泡の補給とシェーバーのゆすぎを忘れずに。

僕の場合、あご下と頬の境目、顔の輪郭部分が剃りにくく、
ついつい深追いしてしまうところです。
イライラしてシェーバーを強く押し当ててしまって、
ヘッドを引っ掛けて痛い思いをすることもあります。

下唇の下のひげは、口ひげと同じ要領で。
ここも深追いすると痛いことになります。
僕がよく流血する部分です。

最後に、剃った部分全体を左手で撫でて、剃り残しをチェックします。
軽く爪を立てると剃り残しがよくわかります。
剃り残しがあれば、まだ痛くなってない部分なら重ね剃りします。
痛ければもう、潔く諦めましょう。

吹き出物とか傷になったら剃りにくくなるし、
剃ったら剃ったで痛いし、いいことはありません。
ちょっとぐらい残ったって大丈夫。
周りの人はあなたの顔をそこまでよく見ていません。

フォームを洗い流して、もう一回洗顔して、おしまい。
シェーバーを洗ってよく乾かします。
使い古しの歯ブラシなんかを使って、
しっかり洗うことをオススメします。

シェーバーを動かしたままお湯で流して、一旦電源を止めて、
3つのヘッドにハンドソープを一滴ずつ垂らして再度動かす。
泡が立ってきたら手のひらを剃る感じでヘッド表面をこすって、
電源を止めて歯ブラシでヘッド全体をよくこすります。横の部分も。

Philipsのseries9000はヘッドが簡単に2つに分解できるので、
刃ユニットの中、回転軸の周りとか受け部分もブラッシングします。
お湯でよく流たら水気を切って、タオルの上とかで乾燥します。

適当に洗うと、フォームのカスとかが結構たまるんですよね。
臭いとか吹き出物の原因にもなるし、刃の切れ味も落とします。
軽くスパッと切れるからこそ肌への負担も少なくて済むので、
敏感肌、乾燥肌の人こそしっかりシェーバーを洗いましょう。

ひげ剃り時間として10分ぐらいは見た方がいいです。
焦ると何もいいことがないので。
痛くないひげ剃りを楽しむぐらいの余裕を持ってやりましょう。

★結局コツって?

敏感肌、乾燥肌の人でも痛くならないひげ剃りのコツは。

●ちゃんと事前に洗顔をする(吹き出物予防)。
●選ぶシェーバーは、深剃りタイプではなく肌に優しいものを。
●ウェットシェービング対応モデルのPhilipsがオススメ。
●アルコール不使用のシェービングフォームとかジェルを使う。
●フォームを塗ったら1分待って、口ひげから剃り始める。
●シェーバーは軽く押し当てて、円を描くようにゆっくり剃る。
●深追いしすぎない。イライラしない、焦らない。ひげ剃りを楽しむ。
●ちゃんと洗って乾かして、清潔さと切れ味を保つ。

結構ありますね。
騙されたと思って一度試してみてください。

でも一番大事なのは「ひげを剃り切ることを諦める」かもしれません。
手に何も引っかからないぐらい深剃りするのは無理です。
一番深剃りできるカミソリですら難しいので、
シェーバーではとてもとても。

痛くない、気持ちいいひげ剃りをマスターして、
爽快な日々を送りましょう。