知らず知らず増えていきがちなカバン、バッグの中身。
できるだけ減らしたいですよね。
必要以上に大きくなったカバンはそれだけで持ち運びの邪魔になるし、
一日持っているのに重たいと疲れてしまいます。
仕事用のショルダーがとても重たくなってしまった日は、
お風呂に入った時、肩に痣を見つけることがあります。
内出血するほどの重さって…なんか落ち込みます。
そんな日は肩こりも酷いし、身体が歪んだ気すらします。
しかも、大量のモノが入っているので探しにくいです。
当たり前ですが。
会計の時に慌てて財布を探したり、震えたスマホを大捜索したり。
これもかなりのストレスになりますよね。
どうすればカバン、バッグの中身を整理して減らせるのか。
ご紹介します。
★全部放り出して、入れ直す
まずは100均で箱を一つ買いましょう。
紙製の組み立てるアレですね。
で、家に帰ってきたら、カバンの中身を箱に全部出します。
できるだけ立てて入れれば全体が把握しやすくていいですね。
その日の夜とか次の日の朝、出かける準備をする時に、
必要なものだけカバンに戻します。
持ち運ぶ荷物が多くなったりごちゃごちゃになるのは、
カバンにモノを入れっ放しにして整理できてないから、
カバンの中のいろんなところに、
本当はいらないモノがたまっていくことも原因です。
これをデイリーでリセットする方法ですね。
逆に、財布とか頭痛薬、定期みたいな必ず毎日必要なものは、
バッグインバッグで運用すると入れ忘れがなくていいですね。
これは男性にもオススメです。
シンプルなものなら1,000円ちょいちょいで買えます。
★クリアファイルとかノートを有効利用
ビジネスバッグは仕切り、ポケットがあるものが多いですが、
プライベート用のバッグとかバックパックは仕切りがないものも。
ごちゃごちゃしてしまいがちですよね。
そんな時は、クリアファイルとかノートを
仕切り代わりに使うのも手です。
クリアファイルはとりあえず仕切りとして入れておいて、
挟むものがあれば実際に使う、という考えでもいいかと。
そうすると、色がついていて硬めのものがいいですね。
100均とか文具屋で手に入るかと思います。
★発想転換!時には大胆に
ボストンバッグとか大口のトートバッグには
仕切りとかポケットがほとんどありません。
毎日持ち歩くものではないかもしれませんが、
普段使わないものほど細々したモノが迷子になりがち。
そんな時は思い切った手を打ちましょう。
カゴに持ち歩くモノを入れて、それをそのままバッグに入れます。
バッグインバッグとしてカゴを使ってしまうわけですね。
サイズはちゃんと考える必要はありますが、
カゴは100均のプラスチックのもので問題ありません。
トートバッグの材質が柔らかくて、
四角いカゴだと傷がつくような場合は、
ニトリとかで売ってるような底の丸いカゴを使うといいですね。
整理もできるし取り出しやすい。
あまり慣れないですが、意外にいい方法ですよ。
★徹底的に集約をする
誰しもわかっていながら、実際はなかなか進まない、集約。
この際、ちょっと時間とお金を使って進めちゃいましょう。
例えば、持ち歩くクレジットカードは1枚か2枚。
現金も持ち歩く人は1枚だけにして、
ほとんど現金を持たない人は、普段使いと予備の2枚。
ポイントカードはオンの日用とオフの日用に分けましょう。
近頃はスマホアプリになっているものもたくさんあります。
Tポイント、楽天、Dポイント、PONTA(ゲオ共用)、nanaco、
ニトリ、ヨドバシ、ビッグカメラ、Movixなどなど。
そうやって減らしたカード類と、常に必要な保険証と免許証を
現金とともに財布に入れます。
長財布の人は、折りたたみ財布にするのも省スペース化に有効です。
私は財布自体を持つのをやめました。
基本の支払いはクレジットカード1枚に集約して、
スマホケースのポケットに入れています。
マチが大きめのカードケースに、最小限のカード類と1万円札。
あとは小銭入れ一つで済ましています。スペースがすごく減りますよ。
手帳、音楽プレーヤー、電卓、カメラもスマホと統合できます。
電卓は既に持ち歩いている人、少ないですよね。
カメラは本気で撮りに行く時以外、SNS用ぐらいならスマホで十分。
音楽プレーヤーは今やスマホの基本機能ですし、
アプリを入れれば手帳だって十分に代替できます。
個人の好みとかライフスタイルにもよりますが。
私は仕事の中に移動時間がちょくちょくあって、
音楽プレーヤーの再生時間が結構長いです。
スマホで兼用するとスマホの電池がすごく減るので、
iPod nanoを別で持っています。三日ぐらい持ちますね。
手帳をメモと兼ねている人も少なからずいると思います。
その場合、スマホとの統合は非効率的かもしれません。
お客さんの目の前でスマホでメモを取るわけにも、ねえ。
最近はメモもタブレットで取るスタイルも増えてきています。
ペンタブで手書きメモができるアプリがあるんですね。
ただ、個人的には微妙です。
メモするのに時間がかかって、会話に「メモ待ち」の間ができがち。
これなら、スケジュール管理だけスマホと統合して、
薄いノートを一冊持ち歩く方がいいかもしれません。
メモをスマホで撮影してフォルダ管理しておけば、
前のノートを持ち歩く必要もないですし。
これは他の書類にも応用できます。
移動中に確認したいとか持ち歩きたいものは、撮影しておきましょう。
とにかく紙はすぐ増えてかさばる上に重たいものです。
紙を減らすことが、カバン整理の最大の要素です。
その意味では、紙の本もなくせたらいいですね。
とはいえ、人生を豊かに生きるため、読書はなくてはならないもの。
そこで便利なのが電子書籍です。
何十冊どころか何百冊の本を、たった1つの端末で持ち歩けます。
当然、電子書籍で読めるのは、
電子書籍で出版されているものだけです。
とはいえ電子書籍でしか出ていないものもあるので、条件は一緒です。
買った紙の本を電子書籍化する手もあります(自炊といいます)。
業者に出すと1冊数百円(ページ数などで変動)、
裁断機とスキャナーの初期投資ができれば自分でもできます。
電子書籍の読み方は大きく分けて2つ。
スマホとかタブレットにアプリを入れて読むか、
専用端末を買って読むか、です。
専用端末にはKindleとかKuboとかがあります。
どちらがいいのか。悩ましい所です。
カバンの整理にベストなのは、スマホとかタブレット。
大体の人がもう持っていますし、カラーページも対応可能です。
ただし、長く読書をするにはちょっと重いですし、
スマホでは画面が小さいし、電池の問題もあります。
電子書籍端末は「読みやすさ」を追及しているので、疲れにくいです。
Kindleシリーズだと、一番軽いものでは150gを切りますし、
電子ペーパーなので一週間は余裕で使えます。
ただし白黒です。でもって、端末を買う必要はあります。
★結局コツって
カバンとかバッグの整理のコツ。
一言で表せば「要るものだけを、限界までまとめる」です。
それができてたら苦労はないよ!
という声が聞こえてきそうですね。その通りです。
今回ご紹介した方法とグッズを使って、
身体にも気持ちにも優しい、スッキリした軽いカバンを持って、
今日も元気に頑張りましょう!