私たち日本人にもなじみ深く、紀元前から親しまれてきた、お茶。
鮮やかな色と豊富なバリエーションで、古今東西老若男女、
私たちの心をとらえて離しません。
ストレートティー、フレーバードティー、ブレンドティー。
まずは入口で3つ。
それぞれの中で更に細かく分類され、奥深いことこの上なしです。
さらに、今この時にも愛好家によってオリジナルティーが創られています。
今回はフレーバードティーについて、作られ方、有名どころ、
注意点をご紹介します。
ついでに私のおすすめも。
フレーバードティーはお茶の中でも最もバリエーションが多く、
それぞれに強い特徴があります。
自分の好みを見つけてください。
★そもそも、フレーバードティーってなに?
一言でいうと「ベースの茶葉に香りを付けたもの」です。
花の香りとかフルーツの香りとかが多いですが、
中には乾燥させた花、フルーツを混ぜるものもあります。
クッキーのようなお菓子の香りを再現したものも。
つまりは、茶葉に何か香りをつけたら「フレーバードティー」。
言ってしまえば、なんでもいいわけです。
香りの付け方は大きく分けて3つです。
A:精油、香料を茶葉に吹き付ける
B:茶葉に香りを移す
C:香りをもつものを茶葉と混ぜる
A、B、Cのどの方法を採用するかは、
結局は最初に開発した人のセンスによると思います。
当然、飲む人の好みにもよります。
同じ「林檎のお茶」といっても、
Aで作ればいわゆるアップルティーですし、
Cで作ればフルーツティーに近くなるでしょう。
Aがポピュラーですが、私個人としてはCの方が好きです。
★フレーバードティーって、何があるの?
実は、めちゃくちゃ種類があるので書ききれません。
ブランドによってラインナップも全く違います。
共通しているのはアールグレイぐらいでは…?
それほど奥深く、各ブランドの特徴も出てくるお茶です。
同じ名前のフレーバードティーでも、
ブランド変われば味わい、香りもまた違います。
私がおすすめするフレーバードティーをいくつかご紹介します。
どれも比較的ベーシックなものです。
いくつか試してみて、自分の好みに合わせて冒険してみては。
●アールグレイ
柑橘系(ベルガモット)の香り。キーマンやセイロンベース。
世界一有名らしいです。私も大好き。アイスでも最高です。
TWINING社オリジナルブレンドの「レディグレイ」もおすすめ。
アールグレイにオレンジ、レモンピールを加えた華やかなお茶です。
●アップル
その名の通り。セイロンベースにリンゴの香り。
フレーバードティーが苦手な男性でも飲みやすいかも。
アイスでもスッキリ美味しいです。
ストレートがおすすめ。
●ジャスミンティー
これもフレーバードティーです。
茶葉にアラビアジャスミンの香りを移して作られます。
お湯の中で花が開く「工芸茶」も有名ですね。
心安らぐ高い香り。食事茶ではなく、そのままお楽しみください。
●白桃烏龍茶
台湾の凍頂烏龍茶に白桃の香り。
ほの甘い香りとスッキリした烏龍の味が絶妙にマッチします。
ルピシアのものが有名でしょうか。
●ジンジャーティー
そのままですね。ショウガの香りです。
ピリッと刺激的な辛みまで感じられるものも。
秋、冬に向いています。
脂っこいものから和食まで、食事にも合いますよ。
★ここだけ注意
フレーバードティーは香りにも味にも特徴があって、
ピッタリはまれば抜け出せないほど楽しく美味しいものです。
その香りゆえにちょっと困る事にもなったり。
そう、移り香ですね。
カップとティーバッグだけで淹れたりしたら
そんなに問題にならないかもしれませんが、
例えばカルチェラタン(ラベンダーの香り)とかスパイスティーを
ポットを使って淹れたら、結構香りが残ってしまいます。
そのポットで、次にダージリンみたいなストレートティーを淹れると…
香りがね、移ってしまうんですよね。
残念な気分になります。
そうならないための対策は3つ!
①ポットを一つ、フレーバードティー専用にする(お金が許せば)
②ガラスポットを使う(香りが残りにくいです)
③定期的に漂白剤とか酢水に漬けて脱臭する
バリエーションが楽しいフレーバードティーは、
ちゃんと美味しく淹れてこそ、です。
香りによって気分が落ち着いたり、変わったり、
高揚したり、リラックスしたり、集中したり。
そんな効果があることは学術的にもわかっています。
ぜひ、お気に入りのフレーバードティーを見つけて、
あなたの生活に一片の彩を。